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〒601-0724 京都府南丹市美山町内久保タカセ1
まず初めに目指したものは、明治時代の鶏肉の復活です。
その時代の鶏たちはおそらくトウモロコシを食べて育っては無いと考えました。
そこで、米や麦系を主体に飼料を調整し自家配合しております。
飼料は、目指す方向性に向くならば、柔軟に配合を調整し、日々試行錯誤して作っております。
また、飼料中への予防的な抗生剤は基本的には使用せずに、鶏・豚自身の免疫能力を高める事に重点を置いております。
鶏を安心して育てるために、鶏に与える飼料のもととなる原料もよく調べ、出来上がった飼料をオーナーが口にできるレベルにしました。
健康増進のため、家畜用サプリメントは使用しております。
(考え方は食べて健康の項を参照下さい。)
明治時代の鶏肉とはどんな味だろうか?
京都府が在来種から品種改良した京地どり。どうせ作るなら京都の料理に向く、肉を作ろう。
そんな思いを形にするべく、飼料原料が味や家畜にどう影響するかを数年かけて調べ上げ、味はしっかり、アク・臭み・クセが出にくく、飲み物を飲んだら、スッと味が引く肉を目指しました。
また、他の料理を邪魔しないよう、脂身は白色に限界まで近づけ、その脂自体も、味はあるがあっさりとを目指しました。
最近、安全・安心ブームで様々な食材が世に出ていますが、私の思う食材は、飼養者が安心できる飼料を食べ、健康的に栄養の不足なく育った家畜のお肉であること。
これが、一番重要だと思っています。
正直、動物でも植物でも成長に必要な栄養さえ足りていれば大きくなります。
しかしそれは、大きくなるだけであって、健康的かどうかは別問題です。
そしてカラばかり大きくなった食材を食べて育つ、人はどうでしょうか?
やっぱり、微量要素や栄養が足りず、精神衛生や健康に不具合が出てくると思います。
このあたりは15年家畜を見てきて、確信しました。
”微量要素、栄養が足りない生き物は脆い。”
では、どうすればいいのでしょうか?
サプリメントで補うのもいいですが、私はまず食材に微量要素・栄養がしっかりとあげ、その食材を食べるというのが、基本だと思っています。
そこで、私たちは飼料をしっかりと吟味・計算し、家畜が栄養欠乏を起こさないように。
また、病気になった場合速やかに治療を進め、健康な家畜が出荷できるように心がけています。
その際、抗生剤を使用する事もあります。
しかしそれは、病気の家畜よりも、速やかに病気を治し健康に育った家畜の方が人の体に良いと考えているためです。
幸いな事に、私どもは予防的な薬を使用しない為に、抗生剤の効きが良く、より早く鶏を正常な状態に戻す事が出来ます。
健康体で、栄養たっぷりの食材。
これを食べる事で人も健康になれる。
そう考えて私たちは生産しております。
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